どうも!
趣味の延長で家庭教師をしているtao(@blogtaotao)です☆
趣味とはいえ、真剣に取り組んでいますよ!笑
学生時代からかれこれ10年くらい、教える仕事をしていて感じることがあるのでシェアしようと思います。
いつもとは少しテイストが違います笑
【教育ママ】
この言葉を聞いて、ポジティブなイメージを抱く人、ネガティブなイメージを抱く人、なんとも思わない人、様々かと思います。
僕自身、親に『勉強しろ!』と言われた経験はありませんが、決して勉強をしてこなかった訳ではありません。
今思えば自然と頭を使う環境に囲まれていたのだと思います。
『勉強』と意識せずに、『勉強』をしていたのだと。
たとえば、お風呂に数字のオモチャが浮かべられていたり、絵本を読んでくれたり、公園に連れて行ってくれて同世代の友達とたくさん触れ合ったり。
中でも楽しかった思い出のひとつに、車のナンバー計算ゲームがあります。
12-34
この答えは10です。
1+2+3+4=10といった具合です。
ただ、ときにはこの答えが46になるときもあります。
12+34=46ということです。
これは母の気分でルールが変わり、対戦相手はいつも母でした。
当然、はじめは負けっぱなしで悔しい思いをたくさんしたことを覚えています。
そうこうしているうちに母に勝つ瞬間が来るわけです。
今思えばわざと勝たせてくれたのかもしれませんね。
この小さな成功体験が、計算の面白さを教えてくれたような気がします。
と、ここまで回想シーンをつらつらと展開したわけですが、言いたいことはこれです。
【その気にさせる】
これは勉強に限らず、運動や仕事にもあてはまると思います。
何か目標に向けて進む原動力として、精神的な作用はとても大きいですよね。
やる気のないとき、やる気のあるとき、やる気がなかなか続かないとき、気付けば集中していて時を忘れていたとき。
気分次第でどうにでも変わるのが面白いと感じます。
家庭教師をしていて、強く感じるのは、良い教師とそうでない教師の違いは、【その気にさせる】力の有無ということです。
教えるのが上手いか下手かは正直どうだっていいんです。
その学問に対する知識が深いか浅いかもさほど重要ではありません。
大切なのは、相手のモチベーションをどれだけ高い水準で維持させることができるか、の一点だと思います。
ここで、ようやく冒頭の【教育ママ】について考えます。
私は、【教育ママ】に良いイメージはありません。
特に、『なんでできないの?!』、『もっと勉強しなさい!!』、『お兄ちゃんはもっとできてたのよ!』などをぶつける【教育ママ】は最悪です。
そもそも怒鳴りつけたところで、怒鳴られた側には恐怖や怒りの感情しか生まれないはずです。
これでは、次こそ頑張ろう!とプラスの心境になるでしょうか。
冷静に、また親身に一緒に考える。
もちろん簡単ではないですし根気が要ります。
尻を叩いてくれる人が常に周りにいれば、いいですがいずれは自走できるようになること、釣った魚を与えるのではなく、釣り方を教えてあげること、これが本当の教育者でありサポーターではないかと思います。
【教育ママ】はモチベーターでもサポーターでもない【支配者】としての立場が強いことがほとんどであるため、私の教育観と大きく隔たりを感じるのではないかと。
現在は5人の生徒を受け持って、いろんな親御さんと接していますが、のびのびと勉強ができている子がいる一方、恐怖と隣り合わせで勉強に向き合わざるを得ない子がいると感じたので、この記事を書きました。
教育の専門家でもない、端くれながら率直な意見を連ねてみました。
無味乾燥で素人の呟き程度で捉えていただければと思います笑
次は何を書こうかな〜