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我が子に家庭教師をつけているものの成績がなかなか上がらない親御さんに向けて~現役家庭教師の視点~

どうも!

 

かれこれ10年弱、子どもに勉強を教えているtao(@blogtaotao)です✫

 

とはいえ本業は、民間企業の法務部であるtaoの自己紹介記事はこちら↓↓

 

tao-tao.hatenablog.com

 

学生時代から本業の傍ら、塾講師、家庭教師をしてきました。

 

以前に【教育ママ】に関する記事を書きましたが、今日は少し視点を変えて。

 

対象は、実際に今、我が子に家庭教師をつけているもののなかなか成績が上がらなく悩んでいる、パパママです。

 

 

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上の画像を見てどのような感情を抱きますか?

 

・おっ!受験勉強か?いいねぇ

・鉢巻して気合入ってるね!

・ノート白紙じゃねぇか!勉強しろ!

・8時なのか12時40分なのかハッキリしろよ!

 

とまあ様々かと思います。

 

勉強や受験勉強を想起させる画像からは、とにかく頑張ることが

正とされる風潮がありますよね。

 

家庭教師は、この「頑張る」をサポートする立場にあると考えています。

 

当然ご存知かと思いますが、家庭教師はスーパーマンでも全知全能の神ではありません。

 

普通の人間です。

 

ウソです。

 

ヒトの人生に関わることに小さな生き甲斐を感じ、また責任感が他の人より僅かに強い変人です。

 

・生徒が志望校に合格する

・定期試験で良い点数をとる

・模試で偏差値が上がる

 

こういった成長を間近で感じられることが何よりもの幸せなんです。

 

生徒の成績なんてどうでもよくてお金さえ貰えればいい、なんて考えているのはほんの一握りです(と信じたい)。

 

ただ、大手塾のように週3,4で生徒と関わる、という形態はほぼ皆無かと思います。

多くは週1で、せいぜい週2がいいとこでしょう。

 

この1回(または2回)の授業でどれだけの価値を提供できるか、これにすべてが掛かっています。

 

 

私はよく勉強ができるようになるためには【親と子と講師の三人四脚】が大切だとお伝えします。

 

「勉強のプロでしょ?成績上げてよ。高いお金払っているんだから。私は子供の勉強は一切みないわ。口出しはするけどね。」

 

このパターンは最悪です。

 

幸いにもこのような親御さんにはほぼ遭遇したことはありませんが、単に運が良いだけだと思います(笑)

 

【三人四脚】

 

先ほど書いたとおり、家庭教師が生徒と会えるのはせいぜい2回です。

 

つまり少なくとも週5は自主学習なんですね。

 

正直週7で指導できたら確実に成績を上げられる自信があります。

なぜなら、生徒はイヤでも週7で机に向かわざるを得ないからです。

 

たらればの話をしても仕方ないので、、、、ちなみに鱈もレバーも大好きです。

 

週のうち講師がいない日をいかに上手く乗り切るか、活用できるか、これに成績アップの秘訣は詰まっています。

 

【三人四脚】と表現した理由はここにあります。

 

・生徒がめちゃくちゃやる気があっても、そのやる気はずっと続くでしょうか?

 モチベーションが下がるときは必ず来ます。

 そのときにサポートしてくれるのは誰でしょう。

 

・親が躍起になって、教育論や学習法を子供に耳にタコができるくらいに唱えても生徒

 は成績が上がるでしょうか?

 むしろ反発して勉強嫌いがほらできあがり。

 

・講師が画期的な指導法を取り入れてあの手この手で指導をしても親がネガティブな言

 動をしていては生徒はやる気になるでしょうか?

 子供は特に他人の影響を受けます。

 

親と生徒と講師

 

どのピースが欠けても満足のいく結果には結びつかないと断言できます。

 

家庭教師に全幅の信頼を置いてくださるのは大いに結構。

ただ、すべてを任せてあとはノータッチはナンセンス。

 

フォローがあっての三人四脚です。

 

こんなスタンスになっていないか、いまいちど思い返してみてください。

 

もちろん勉強の部分までフォローが必要とはいいません。

そこは家庭教師にお任せください。

 

ただ、心的なケアやモチベーションアップは是非手を貸してください。

「貸す」どころか当事者として実施してください。

 

具体的には、

 

・子どもとコミュニケーションをとる

・子どものテストの点数や通知表に興味をもつ

・監視ではなく見守りの意識をもつ

・子どもの勉強面の悩みを聞いてこっそり講師に教える

などです。

 

簡単にあらわすと、「適度な距離感」ですね。

 

一方、講師である私が意識しているのは、

 

・勉強の話ばかりしない(趣味、ときには恋愛事情の相談など)

・約束を守れなかったときは叱り、守れたときは大げさに褒める

・生徒の意志を尊重する

・講師以上友達未満

 

こんなところでしょう。

 

中でも最後の「講師以上友達未満」。

 

これも結局は「適度な距離感」に集約されちゃうんですね。

 

講師止まりではいつまで経っても心を開いてくれることなく自立はできず、

友達になってしまっては、気の緩みが生まれ結局は甘えが生じます。

 

親⇔生徒⇔講師

 

それぞれが「適度な距離感」で接していけるよう、連携をとり

三人四脚で進んでいく。

だって、三人四脚やるときに隣の人とくっ付き過ぎたら窮屈で不快だし

離れ過ぎてたら走りづらくてありゃしないでしょ?

 

これが生徒の成績を伸ばす、唯一にして最大の秘訣だと私は思います。

 

「適度な距離感」

 

我が子の成績がなかなか伸びない。

そんな悩みをお持ちのあなたはこれを意識してみてはいかがでしょうか。

 

あ、ちなみにこれに共感いただけたパパママは、ご連絡ください。

私でよければ相談に乗らせていただきます。

 

それでは、またお会いしましょう。

 

次は何を書こうかな~

 

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